次に来るマンガ大賞2021が本日8/24に発表されました!コミックス・Webマンガ部門の1-3位に加えて、私の推し作品である「アオのハコ」「忍者と極道」も見事ランクインしたので紹介します!
コミックス部門1位:「推しの子」
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の赤坂アカ先生の原案、『クズの本懐』の横槍メンゴ先生の移植のコラボ作品が、堂々の1位でした!『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年21号より連載中。1週遅れでウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)でも毎週木曜更新で連載されています。
あらすじ:田舎の産婦人科医・ゴローの元に、活動休止中の彼の推しアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れる。ゴローはその妊娠出産に立ち会うことになるが、出産直前に命を落としてしまう。そして再び目が覚めた時、そのアイの子供、星野愛久愛海(通称:アクア)として生まれ変わったのだった。
試し読みは→こちら
コミックス部門2位:「ウマ娘 シンデレラグレイ」
人気スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のスピンオフ作品がうまぴょい!「ウマ娘 シンデレラグレイ」は、漫画:久住太陽、脚本:杉浦理史、漫画企画構成:伊藤隼之介(原作:Cygames)による今もっともアツいスポーツ漫画です。集英社刊「週刊ヤングジャンプ」にて2020年28号より連載中。史実のオグリキャップも初戦は2位だったということでさらなる躍進に期待ですね!
あらすじ:地方で開催されるエンターテインメントレース「ローカルシリーズ」が開催される岐阜県羽島郡のカサマツレース場。設備も人員もウマ娘も中央(トゥインクルシリーズ)とはレベルが違うと言われるそこはレース当日も閑古鳥が鳴いており、トレーナーの北原穣は心の底から応援したくなるようなスターの不在を嘆いていた。そんなある日、「ローカルシリーズ」で活躍するウマ娘を指導・育成するカサマツトレセン学園(正式名称:岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園)に入学した常識外れの新入生オグリキャップ。その走りを見た北原は彼女こそが待ち望んでいたスターだと確信し、一緒に天下を取ろうとスカウトする。
試し読みは→こちらコミックス部門 3位:「葬送のフリーレン」山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)
宝島社『このマンガがすごい!2021』ではオトコ編2位でしたが、週刊少年サンデーで2020年連載開始のエース作品が3位にランクイン!サンデーというと「魔王城でおやすみ」が好きなのですが、 「葬送のフリーレン」 は非常にプロットがユニークで読んでみたいですね!原作・作画のお二方は、未だに会ったことも話したこともないとのことらしく、気になるマンガです。
あらすじ:魔王を倒して王都に凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンの勇者パーティ4人。10年間もの旅路を終え、感慨にふける彼らだが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとっては、その旅はとても短いものであった。そして50年に一度降るという「半世紀エーラ流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束をしてパーティを解散する。50年後、すっかり年老いたヒンメルと再会したフリーレンは、ハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を観賞する。その後にヒンメルは亡くなるも、彼の葬儀でフリーレンは自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙する。その悲しみに困惑した彼女は、人間を”知る”旅に出るのだった。
試し読みは→こちらコミックス部門8位・Global特別賞:「アオのハコ」 三浦糀

三浦糀「アオのハコ」がなんとコミックス部門8位・Global特別賞のW受賞です!8月似コミックス1巻が発売されたばかりで助走期間が少ないながらも、大健闘しました!以前、紹介記事を書きましたのでぜひ読んでみてください🔽
関連記事:「アオのハコ」(三浦糀):ジャンプ連載の”少女漫画”が今面白い!7つの理由
試し読みは→こちらWebマンガ部門1位:「怪獣8号」松本直也
20年7月連載開始、「ジャンプ+」の看板マンガの一つが堂々の1位!ユニークな筋書きで面白そうですね!
あらすじ:怪獣が容赦なく人々の日常生活を破壊する“怪獣大国”・日本。幼いころに住む町が破壊された主人公の日比野カフカは、幼馴染の亜白ミナとともに「怪獣を全滅させよう」と約束した。しかし、32歳になったカフカは夢破れて怪獣死体の解体業者・モンスタースイーパーに就職し、ミナは日本防衛隊の隊員として活躍するようになっていた。鬱屈した日々をおくっていたカフカだが、アルバイトの市川レノから防衛隊の年齢制限が引き上げられることを教えられ、再び入隊試験を受けるよう促される。決意を新たにするカフカだが、謎の生物に浸食されて身体を怪獣化され、「怪獣8号」と呼ばれるようになってしまう。
試し読みは→こちらWebマンガ部門2位 :「ダンダダン」龍幸伸
4月連載開始のジャンプ+看板作品の一つが2位を受賞。幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトル漫画です。美麗な筆致と、密度が高いのに見やすい画面構成で描かれているほか、宇宙人や妖怪の不穏な登場シーン、怪異たちとのキレのあるバトルアクションシーンなど、そのクオリティから瞬く間に話題となりました。作者の龍幸伸先生は、「チェンソーマン」の元アシスタントとしても知られています。
試し読みは→こちらWebマンガ部門3位 :「先輩はおとこのこ」ぽむ
『LINEマンガ』にて2019年12月7日より連載中。りぼん読者にとっては、吉住渉「ミントな僕ら」を彷彿とさせるあらすじですね。
あらすじ:花岡まことは、後輩の蒼井咲から告白を受ける。そこで、まことは自身がセーラー服と長髪のウィッグを着用しているだけで実は男子であるということを明かす。しかし、その後も後輩の蒼井咲はまことについてくる。後に、まことに対して特別な感情を抱いているまことの幼馴染・りゅーじを加えた3人の間で淡い恋心が揺れ動く。
試し読みは→こちら
Webマンガ部門10位 :「忍者と極道」近藤信輔

我らが少女漫画研究会OBである近藤信輔先生の怪作が、 Webマンガ部門10位 にランクインしました!宝島社『このマンガがすごい!2021』オトコ編第8位に続いての受賞です!先輩、おめでとうございます!
試し読みは→こちら